小技(こわざ)シリーズは、考え方とか子育ての方針とかそういうんじゃなくて、実際の日常生活で役立つ豆テクニックをお伝えするシリーズです。
育児雑誌とか子育てブログとかでは書かれないような、もっと日常生活レベルの工夫をいろいろ紹介します。もし、これを見た方で、いいアイデアがあったら教えてください。代わりにここでご紹介します! 良いことは惜しげなくシェアするのが、家族支援のやり方です。
小技シリーズは、時々youtubeと連動します。今回は、ビジュアルが良くておしゃべりのうまいお友達・アヤゾーちゃんに頼み込んで、出演してもらいました。彼女は「子どものためならなんでもやるでえ」という人なのでそこにつけ込んだ笑。編集は、私の得意な親孝行の強制で、youtubeチャンネルを持っている息子(りき RIKICHANNEL【義足】【滑膜肉腫】)に一緒にやってもらいました。
ちびちびおにぎりのつくりかた
用意するもの
・海苔
・ごはん
・ふりかけ(ゆかり、ごま塩 など なんでも)
・キッチンばさみ
・おちゃわん/おさら
作り方
① 全形海苔を半分に切り、また半分に切り、また半分に切って、8等分します。
(切った8枚のうち1枚だけ使うので、残りの7枚はしまいます。)
② ご飯をほんのちょっとだけおちゃわんに入れ、家にある、ふりかけ的なもの(ふりかけ、ごま、ゆかり、鰹節など、なければ塩でもok)を入れて混ぜます。
③ ①の、8等分した海苔の片側にだけ、②のごはんを縦長にのせます。
④ 海苔を縦半分に折ってごはんがのっていないほうにかぶせて、端を指で押し固めます。
⑤ ④を端から少しずつ、キッチンばさみで切っていきます。
付録 幼稚園の先生からのお悩み相談エピソード
私がファミリーライフエデュケーターだと知った幼稚園の先生から、相談を受けたことがあります。
その先生は小さな子を保育園に預けながら幼稚園の先生をしていて、預け先の保育園に、朝晩の食事日記を提出しなくてはいけないそうなのです。
お父さんの協力もあまりなく、働きながらの子育てで、毎朝バリエーション豊かに離乳食を用意するのはしんどい。
しかも、自分の子は、それほどもりもり食べるタイプではないので、食事を作るのも食べさせるのも憂鬱・・・ということでした。
自分も幼稚園に出勤するので時間がなく、朝をすぐ済ませるためにいつもいつもバナナとか、そういう食事日記だったら、保育園の先生に
「お野菜とかも食べさせたほうがいいですよ」
と言われてしまったとのこと。
「自分も子どもに関わる仕事だから、ちゃんとやりたいしちゃんと見られたいけど、実際には難しくて・・・」
ということだったので、この「ちびちびおにぎり」を教えてあげました。
「野菜ふりかけを買ってこれを作って一個でも口に入れて、ふりかけの袋に書いてある、ふりかけに入ってる野菜やその他の原材料を全部日記に書いちゃえばいいよ。そうすれば、すごーくたくさん野菜食べさせていることになるじゃん!」